打線爆発の福岡ソフトバンクが快勝。栗原陵矢が先制打&3ラン、千賀滉大も7回無失点の快投

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2021.9.8(水) 21:04

福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月8日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第20回戦は、9対0で福岡ソフトバンクが勝利。投打のかみ合った試合運びで、チームとして今季9度目の完封勝利を収めた。

 福岡ソフトバンクは序盤に猛攻を見せた。初回、栗原陵矢選手の先制打と中村晃選手の犠飛で幸先よく2点を先制。続く2回表には三森大貴選手の適時三塁打と、栗原選手の14号3ランで4点を追加する。3回表には1死2、3塁の得点機を演出すると、今宮健太選手の犠飛に加え、牧原大成選手、柳田悠岐選手の適時打で9対0と大きくリードを広げた。

 大量援護をもらった先発の千賀滉大投手は、圧巻の投球を披露。初回から6回裏にかけては打者14人を連続でアウトにするなど、埼玉西武打線に得点機すらつくらせない。7回裏にこの試合初めての長打を浴びたものの、後続を空振り三振に打ち取って無得点に抑えた。

 8回裏は、2番手として登板した古谷優人投手が無失点でつなぐと、9回裏には前日に一軍合流の森唯斗投手が登板。4月29日以来、約4か月ぶりの9回のマウンドを危なげなく3者凡退に抑え、9対0で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、3回までに11安打9得点と打線が爆発。先発の千賀滉大投手も7回91球4安打無四死球無失点の快投で、今季5勝目を挙げた。一方敗れた埼玉西武は、先発・ニール投手が来日後自己ワーストの9失点と試合をつくることができなかった。

  123456789 計
ソ 243000000 9
西 000000000 0

ソ ○千賀滉大-古谷優人-森唯斗
西 ●ニール-十亀剣-田村伊知郎-武隈祥太

文・吉村穂乃香

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