8月22日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第26回戦は、延長戦の末0対0で引き分けに終わった。

　福岡ソフトバンク先発の杉山一樹投手は、初回を3者凡退に抑える立ち上がり。2回表には2安打と死球で満塁のピンチを招くが、ここを無失点で切り抜けると、3回から2イニングを3者凡退に抑える好投を披露。5回3安打1死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　以降は6回表を田浦文丸投手、7回途中からは渡邉雄大投手が無失点に。8回表に泉圭輔投手が四球と安打で1、3塁とされたが、3三振を奪う力投で得点は与えない。9回表は古谷優人投手が落ち着いた投球で0に抑えた。

　一方の打線は、3回裏、5回裏、8回裏に1死2塁の好機をつくるも、得点にはつながらず試合は延長戦へ。10回表は椎野新投手が3者連続三振の圧巻の投球を見せると、10回裏に九鬼隆平選手の安打などで2死1、3塁としたが、最後は上林誠知選手が遊飛に倒れて試合終了。投手陣が5安打無失点リレーも、打線が3安打無得点と沈黙した。

　 １２３４５６７８９10 計
神 ００００００００００ ０
ソ ００００００００００ ０

神 高橋遥人-石井将希-湯浅京己-小野泰己-小林慶祐-尾仲祐哉-岩田将貴
ソ 杉山一樹-田浦文丸-渡邉雄大-泉圭輔-古谷優人-椎野新

文・東海林諒平

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