8月18日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと北海道日本ハムの第14回戦は、5対2でオリックスが勝利。

　オリックスは初回、先頭の福田周平選手、3番・吉田正尚選手の安打などで2死満塁の好機を演出すると、6番・T-岡田選手の適時打で2点を先制。しかし、来日初登板の先発・スパークマン投手は3回表、3四死球で1死満塁のピンチを招くと、4番・王柏融選手に同点打を許し、4回3安打2失点でマウンドを降りた。

　5回表は、2番手・山田修義投手と3番手・吉田凌投手が無失点に抑えると、同点のまま迎えた5回裏、福田選手の安打や四球などで2死1、2塁の好機を得る。ここで5番・安達了一選手に適時二塁打が生まれ、勝ち越しに成功。

　迎えた6回表は吉田凌投手が回をまたいで登板、7回表は富山凌雅投手、澤田圭佑投手が無失点でつなぐ。8回表はヒギンス投手が2塁に走者を背負いながらもなんとかしのぐと、8回裏に3番・吉田正選手の19号2ランでリードを広げる。3点リードで迎えた最終9回表は、平野佳寿投手が危なげない投球で締めて試合終了。オリックスが5対2で勝利した。

　勝利したオリックスは、先発・スパークマン投手が4回2失点の内容も、後を受けた救援陣が無失点でつなぐ好投を披露。打線も吉田正尚選手の19号2ランを含む、合計11安打5得点とつながった。一方、敗れた北海道日本ハムは、先発・河野竜生投手が4.2回7安打3四死球3失点と粘りきれず。打線も精彩を欠き、後半戦初勝利を挙げることはできなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ００２００００００ ２
オ ２０００１００２Ｘ ５

日 ●河野竜生-井口和朋-宮西尚生-玉井大翔-立野和明
オ スパークマン-山田修義-○吉田凌-富山凌雅-澤田圭佑-ヒギンス-S平野佳寿

文・後藤万結子

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