【ファーム】栗原陵矢が本塁打を放つも、阪神投手陣を攻略できず鷹が敗戦

パ・リーグ インサイト

2021.8.10(火) 21:34

福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月10日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第23回戦は1対4で福岡ソフトバンクが敗れた。

 福岡ソフトバンクの先発は千賀滉大投手。初回は阪神打線を3者凡退に打ち取るが、2回表、2死2塁から内野安打を浴びると、牧原大成選手の悪送球も重なり先制点を献上。さらに3回表には連続タイムリーを浴びるなど3失点を喫し、序盤で阪神に4点のリードを許した。

 千賀投手を援護したい打線だが、阪神先発の村上頌樹投手を攻略できない。3回裏には、2死1、2塁のチャンスをつくったが、3番・柳町達選手が三振に倒れて無得点に終わった。千賀投手は、5回5安打3四球5奪三振4失点(自責点3)の内容で降板。すると5回裏、2死から1番・栗原陵矢選手が本塁打を放ち1点を返す。1対4の3点差で試合を折り返した。

 福岡ソフトバンクは6回表から古谷優人投手が登板。先頭に四球を許すが、勢いのある直球を軸に無失点で切り抜けた。その後は高橋純平投手、中村亮太投手、田上奏大投手が無失点リレーを見せ打線の奮起を待つ。しかし打線が阪神投手陣を最後まで攻略できず、1対4で試合終了。

 敗れた福岡ソフトバンクは、先発した千賀投手がピンチで粘りきれず失点を重ね、打線も阪神投手陣を捉えられなかった。本日合流の栗原選手はソロ本塁打を放つ活躍。リリーフ陣も無失点で抑える好投を見せた。

  123456789 計
神 013000000 4
ソ 000010000 1

神 ○村上頌樹-守屋功輝-伊藤和雄-S小林慶祐
ソ ●千賀滉大-古谷優人-高橋純平-中村亮太-田上奏大

文・木村圭

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