8月4日、函館オーシャンスタジアムで行われた北海道日本ハムと横浜DeNAの「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、5対2で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは初回、淺間大基選手、西川遥輝選手の連打で好機をつくると、4番・中田翔選手に適時二塁打が飛び出す。さらに6番・渡邉諒選手にも適時打が生まれ、幸先よく2点を先制した。
3回裏には、2死から四球で出塁したR.ロドリゲス選手が盗塁を敢行。これが相手のミスを誘い、3塁へ進むと、5番・王柏融選手がライトへ適時打を放ち、3点目を手にした。援護を受けた先発の加藤貴之投手は3回表に1点を失うも、持ち前の打たせて取る投球で横浜DeNA打線に的を絞らせない。5回まで3安打1失点でまとめ、後続に託す。
6回表に2番手の玉井大翔投手は無死満塁から併殺の間に1点を失うも、直後の6回裏、淺間選手が適時打を放ち、スコアは4対2に。8回表は堀瑞輝投手が3者連続三振の快投で流れを引き寄せると、その裏には石井一成選手がこの日4本目の安打となる二塁打から、途中出場の鶴岡慎也選手に適時打が生まれ、貴重な追加点を挙げた。最終9回表は杉浦稔大投手が締めて試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、加藤投手が5回55球3安打1四球1奪三振1失点の好投。打っては石井選手が4安打、淺間選手が猛打賞の活躍だった。
123456789 計
デ 001001000 2
日 20100101X 5
デ ロメロ-櫻井周斗-伊勢大夢-中川虎大
日 加藤貴之-玉井大翔-秋吉亮-堀瑞輝-杉浦稔大
文・岩井惇
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