8月1日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと巨人の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、11対7でオリックスが勝利した。
オリックスは2回表、岡本和真選手の安打などで2死2塁から、山下航汰選手に適時二塁打を浴びて先制点を許す。しかしその直後の2回裏、モヤ選手が本塁打をライトスタンドにたたき込み、すぐさま同点に追い付いた。
4回裏、オリックスの打線が爆発する。モヤ選手、安達了一選手、紅林弘太郎選手の連打で無死満塁の好機を演出すると、伏見寅威選手、西村凌選手、福田周平選手が3者連続適時打を放ち、5対1と勝ち越しに成功。さらに、モヤ選手、西野真弘選手に適時打が生まれ3点を追加すると、なおも2死1、3塁の場面で紅林選手が3ランを運び、11対1と一挙10点を奪う猛攻を見せる。
大量リードを得たオリックスであったが、6回表に一軍初登板となる山下舜平大投手が2者連続適時打とホームスチールで3点を失うと、7回表には吉田一将投手が大城卓三選手に3ランを浴び、スコアを11対7と4点差まで詰め寄られる。
8回表は海田智行投手がテンポよく3者凡退に抑えると、最終回は澤田圭佑投手が1死1、2塁のピンチを背負いながらも後続を凡打に打ち取り、11対7で試合終了。勝利したオリックスは、先発・山崎颯一郎投手が2回表に1点を失うも、3回以降は出塁を許さず、4.2回84球3安打1四球6奪三振1失点の力投を披露。打線も1イニング10得点を奪うなどつながりを見せた。
123456789 計
巨 010003300 7
オ 010100000X 11
巨 今村信貴-沼田翔平-桜井俊貴-古川侑利
オ 山崎颯一郎-荒西祐大-山下舜平大-吉田一将-海田智行-澤田圭佑
文・下村琴葉
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