7月31日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と横浜DeNAの「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、1対2で楽天が惜敗した。
楽天の先発・瀧中瞭太投手は2回表、2死2塁から伊藤裕季也選手の適時打で先制点を許す。追い付いた直後の3回表には、3者連続三振を奪う好投も見せたが、5回表に伊藤選手の一発で再び1点を先行された。
打線は2回裏に島内宏明選手が初球を右翼席にたたき込んで同点に追い付いたが、その後は横浜DeNA投手陣の前に苦戦。1点ビハインドとなってからは2度得点圏に走者を置くも、好機を生かすことができない。
1点差のまま迎えた9回裏、安打で出塁した村林一輝選手を2塁に進め、この回も得点機をつくったが、武藤敦貴選手が右飛、ディクソン選手が空振り三振に倒れ、1対2で試合終了。最後まであと一本が出ず、接戦を落とした。5回4安打7奪三振2失点で降板した瀧中投手は、「今日は真っ直ぐ、フォークが良かったと思いますし、カーブを有効に使えたと思います。コントロールの部分で、精度がまだなところがあるので、そこが課題ですね」とコメント。敗戦の中にも一定の手応えをのぞかせた。
123456789 計
デ 010010000 2
楽 010000000 1
デ 大貫晋一-進藤拓也-三嶋一輝-エスコバー-砂田毅樹
楽 瀧中瞭太-藤平尚真-安樂智大-宋家豪
文・吉村穂乃香
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