【ファーム】柳町達が2安打の活躍も、中盤以降は得点できず。鷹対虎は引き分けに終わる

パ・リーグ インサイト

2021.7.29(木) 16:24

福岡ソフトバンクホークス・柳町達選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・柳町達選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月29日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第22回戦は、3対3の引き分けに終わった。

 福岡ソフトバンクの先発は石川柊太投手。初回から緩急をうまく使った投球で、3回まで阪神打線を無失点に抑えていく。すると打線は3回裏、先頭の7番・水谷瞬選手が二塁打で出塁。2死2、3塁として、2番・柳町達選手が適時内野安打を放ち、2点の先制に成功する。さらに3番・デスパイネ選手にも適時二塁打が飛び出し、阪神の先発・村上頌樹投手を攻め立てて3点のリードを奪った。

 援護をもらった石川投手だが、4回表に安打と四球で無死1、2塁とされると、4番・井上広大選手に適時打を許す。石川投手は4回2安打1四球5奪三振1失点の内容で降板。後を受けた2番手・大竹耕太郎投手も6回表に2本の適時打を打たれ、同点に追い付かれてしまう。

 投手陣を援護したい打線だったが、4回以降は阪神投手陣に抑えられ無得点。大竹投手は8回表、二塁打と野選で無死1、2塁のピンチを招くも、ここは後続を打ち取り無失点で切り抜ける。打線は直後の8回裏、2死1塁から4番・リチャード選手が二塁打を放ち、1塁走者の柳町選手がホームを狙うも、タッチアウトで勝ち越しとはならなかった。

 9回は両チームとも得点できず、3対3で試合終了。福岡ソフトバンクは先発した石川投手と2番手・大竹投手で3失点と試合をつくったが、打線が4回以降は相手投手陣に抑えられ、引き分けに終わった。大竹投手は5回4安打5奪三振2失点の内容。打線では、柳町選手が先制打含む2安打を放つなど存在感を示した。

  123456789 計
神 000102000 3
ソ 003000000 3

神 村上頌樹-尾仲祐哉-小野泰己-浜地真澄
ソ 石川柊太-大竹耕太郎

文・木村圭

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