内川は8回の第4打席で中前安打を放ち、王手をかけてから15打席目で達成
福岡ソフトバンクが3-0で勝利し、内川聖一内野手の通算2000安打達成を白星で飾った。9日、敵地メットライフドームで行われた埼玉西武戦。松田、上林のソロ本塁打などでリードを奪うと、8回には2000安打に王手をかけていた内川が中前安打を放って、ついに記録を達成。先発の石川が8回途中まで埼玉西武打線を無失点に封じて、リードを守った。
2回に、埼玉西武先発の十亀と好相性を誇る松田が、右腕から今季3本目のアーチとなる右中間への7号ソロ本塁打を放って先制。6回には上林が3号ソロを放ってリードを広げた。8回1死一塁で、内川が中前安打。王手をかけてから14打席ノーヒットだったが、15打席目にしてついに節目の一打が出て記録を達成した。
先発の石川は、強力な埼玉西武打線を8回途中までわずか4安打に抑え込み、無失点の好投。ライオンズ退治のためにローテを再編し、中5日で送り込まれた右腕が、その期待に見事応えた。石川のあとは、モイネロ、森と繋いで、逃げ切った。
前日、今季初の零封負けを喫した埼玉西武だったが、まさかの2戦連続の零封負け。わずか4安打に抑えられ、1点も奪えず。先発の十亀は7回5安打3失点と役目を果たしたが、打線が援護出来なかった。
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