T-岡田が2打席連続本塁打で4打点! 山本由伸はリーグトップタイの9勝目をマーク

パ・リーグ インサイト

2021.7.9(金) 21:27

オリックス・バファローズ・T-岡田選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・T-岡田選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月9日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第12回戦は、8対0でオリックスが勝利した。

 オリックスは3回表、3番・吉田正尚選手が変化球を完璧に捉えて17号ソロを放ち、1点を先制する。4回表は先頭のT-岡田選手が安打で出塁すると、女房役の若月健矢選手が2試合連続となる3号2ラン。5回表は吉田正選手の適時打、6回表にはT-岡田選手の9号ソロでそれぞれ1点を追加すると、7回表はT-岡田選手が2打席連続の10号3ランを放ち、7回までに8点を奪った。

 オリックスの先発は、現在防御率と奪三振リーグトップ、勝利数同2位の山本由伸投手。6回まで毎回走者を出す我慢のピッチングながらも、要所を締めて本塁を踏ませない。味方の大量援護にも助けられて7回裏もマウンドに上がると、この試合初めて3者凡退で抑えて降板。7回116球6安打6奪三振1四球無失点の内容で、防御率を1.82とした。

 8回裏は漆原大晟投手が登板し、わずか8球で福岡ソフトバンク打線を3者凡退に抑えると、最終回は村西良太投手が登板。2死から安打と四球で1、2塁のピンチを招くも、最後は代打・野村大樹選手を投ゴロに打ち取り試合終了となった。

 勝利したオリックスは4本のホームランが生まれるなど、10安打8得点で快勝。5番に座ったT-岡田選手は2本塁打を含む3安打4打点の大暴れを見せた。先発の山本投手はチームメイトの宮城大弥投手に並ぶリーグトップタイの9勝目を挙げ、防御率、奪三振と合わせて3冠となった。敗れた福岡ソフトバンクは投打に精彩を欠き、3連敗。4月4日以来の借金生活となった。

  123456789 計
オ 001211300 8
ソ 000000000 0

オ ○山本由伸-漆原大晟-村西良太
ソ ●武田翔太-田浦文丸-松本裕樹-尾形崇斗-大関友久

文・波多野瞭平

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