5月27日、東京ドームで行われた巨人と楽天の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第3回戦は、2対0で楽天が勝利。投打かみ合った試合運びで、対巨人戦の連敗を止めた。

　楽天は4回表、茂木栄五郎選手の8号ソロで先制点を挙げると、5回表には敵失策と村林一輝選手の安打で好機をつくり、浅村栄斗選手の適時打で1点を追加。今季初登板の巨人・横川凱投手からリードを得た。

　楽天の先発は瀧中瞭太投手。初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、以降も要所を締める投球で6回まで無失点に。7回裏に先頭の吉川尚輝選手に安打を許したところで降板したが、後を受けた酒居知史投手がピンチを広げながらも無失点で切り抜けた。

　以降は8回裏を宋家豪投手、9回裏を松井裕樹投手が3者凡退で締めて試合終了。勝利した楽天は、瀧中投手が6.0回3安打1四球8奪三振無失点で3勝目をマーク。打線では、「7番・中堅」で先発出場した田中和基選手が2安打を放った。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０００１１００００ ２
巨 ０００００００００ ０

楽 ○瀧中瞭太-酒居知史-宋家豪-S松井裕樹
巨 ●横川凱-大江竜聖-ビエイラ-桜井俊貴

文・東海林諒平

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