【ファーム】宜保翔が3安打、山崎福也は7回4失点。オリックスが逆転勝利

パ・リーグ インサイト

2021.5.9(日) 15:50

オリックス・バファローズ 宜保翔投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 宜保翔投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月9日、オセアンバファローズスタジアム舞洲にて行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第8回戦は5対4でオリックスが勝利。

 オリックスの先発・山崎福也投手は初回、2死2、3塁から林晃汰選手に2点適時打を浴び先制される。さらに続く2回表には1、2塁に走者を背負って、中村奨成選手の適時三塁打で2失点。2回で6安打4失点と、立ち上がりから苦しい内容となった。

 しかし打線は3回裏、宜保翔選手が三塁打で出塁すると、田城飛翔選手の適時打でまず1点を返す。4回裏には先頭の大下誠一郎選手に安打が生まれ、続く後藤駿太選手の適時二塁打が飛び出した。なおも2死3塁から、宜保選手も適時打を放ち1点差に詰め寄る。

 打線の援護をもらった山崎投手は4回表をこの試合初めての3者凡退に打ち取り、5回表も3人で終える。すると打線は5回裏、来田涼斗選手の安打などで1死満塁の好機を演出。ここで後藤選手の打球が相手失策を誘って2者が生還し、思わぬ形で逆転に成功した。

 その後も山崎投手は完璧な投球を披露し、7回7安打6奪三振4失点で降板する。8回表からは齋藤綱記投手、ヒギンス投手と無失点でつなぎ、5対4で試合終了。オリックスは先発・山崎投手が立ち上がりに4失点も、4回以降は無安打投球で試合をつくった。打線は中盤にかけ得点を重ね逆転。宜保選手が3安打、大下選手が2安打を記録した。

  123456789 計
広 220000000 4
オ 00122000X 5

広 田中法彦-遠藤淳志-●ケムナ誠-一岡竜司
オ ○山崎福也-齋藤綱記-Sヒギンス

文・丹羽海凪

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