瀧中瞭太が7回0封で今季初勝利。辰己涼介、茂木栄五郎に本塁打も出た楽天が3連勝

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2021.4.8(木) 20:33

東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月8日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の第3回戦は、4対0で楽天が勝利。投打がかみ合った楽天は、敵地で同一カード3連勝を飾った。

 楽天の先発は今季初勝利を狙う瀧中瞭太投手。序盤から緩急をつけたテンポの良い投球で、埼玉西武打線を5回まで走者を許さない完璧な投球を見せる。

 瀧中投手を援護したい楽天打線は2回表、1死から5番・茂木栄五郎選手がバックスクリーンに飛び込む4号ソロを放ち、先制に成功。6回表には、1番・辰己涼介選手の2試合連続となる4号ソロで待望の追加点を挙げる。さらに2番・小深田大翔選手と4番・浅村栄斗選手の安打で1死1、2塁の好機を作ると、5番・茂木選手に2点適時二塁打が生まれ、この回3点を追加。4対0とリードを広げた。

 援護をもらった瀧中投手は、6回裏に若林楽人選手に初安打を許すなど、無死1、2塁のピンチを招くが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。7回裏は2番から始まる好打順を3者凡退に抑え、7回1安打5奪三振1死球無失点の内容で降板。8回裏は酒居知史投手、最終回は松井裕樹投手が締め、無失点リレーで逃げ切った。

 勝利した楽天は、茂木選手が本塁打を含む3安打3打点の活躍。投手陣も無失点でつなぎ、反撃の隙を与えなかった。一方敗れた埼玉西武は、NPB初登板初先発の上間永遠投手が5.1回5安打5奪三振2四球4失点と粘り切れず、打線も2安打と沈黙して3連敗を喫した。

  123456789 計
楽 010003000 4
西 000000000 0

楽 ○瀧中瞭太-酒居知史-松井裕樹
西 ●上間永遠-佐野泰雄-吉川光夫-伊藤翔

文・木村圭

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