呉念庭が3安打5打点の大活躍で埼玉西武が4連勝! 中村剛也は通算750長打達成

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2021.4.3(土) 17:45

埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月3日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第2回戦は、7対4で埼玉西武が勝利。勢いに乗る埼玉西武が引き分けを挟んで4連勝を決めた。

 埼玉西武は初回、2四球と安打で1死満塁の好機を作ると、5番・外崎修汰選手の押し出し死球で開幕から7試合連続となる先制点を奪う。続く6番・呉念庭選手には、3試合連続打点となる2点適時打が飛び出し、3点を先行した。

 援護をもらった埼玉西武の先発・浜屋将太投手は、1番・川島慶三選手に第1号先頭打者本塁打を浴びる立ち上がり。しかし、その後は崩れることなく、追加点を許さない投球を披露。その好投に応え、打線が3回表に木村文紀選手の犠飛で1点を追加、5回表には呉選手の今試合2本目の適時打でリードを4点に広げる。浜屋投手は、5回裏を初めて3者凡退で抑え、5回3安打6奪三振3四球1失点と試合を作ってマウンドを降りた。

 6回裏は佐野泰雄投手が登板し、クリーンナップを3者連続三振で封じる好投。打線は7回表、この回から登板した川原弘之投手から、安打と四球などで1死2、3塁の好機を作ると、呉選手がこの日5打点目となる2点適時二塁打を放ち、福岡ソフトバンクを突き放した。

 7回裏からはギャレット投手宮川哲投手が付け入る隙を与えない投球を披露。9回裏はプロ初登板の2年目・井上広輝投手が、柳田悠岐選手に2号ソロを浴びるなど3点を失い1イニングを投げ切れなかったが、2死から登板した守護神・増田達至投手長谷川勇也選手を打ち取り、7対4で試合終了。

 3安打5打点と大活躍の呉選手は「僕にとっては1打席1打席が大事です。アピールしなくてはならないですし、その中でチームに貢献出来て良かったです」と前を見据えた。中村剛也選手は、2打席目の二塁打で史上24人目となる通算750長打を達成。浜屋投手は今季初白星を手にした。
 
 4連敗を喫した福岡ソフトバンクは、先発・高橋礼投手が6回4安打8四死球5失点と、前回登板に続き制球に課題が残る結果となった。後を受けた川原投手も0.1回2失点と悔やまれる投球。打線は、今季初スタメンの川島選手と指名打者で出場した柳田選手の本塁打や最終回の集中打で、次戦に弾みをつけた。

  123456789 計
西 301010200 7
ソ 100000003 4

西 ○浜屋将太-佐野泰雄-ギャレット-宮川哲-井上広輝-S増田達至
ソ ●高橋礼-川原弘之-泉圭輔-津森宥紀-岩嵜翔

文・岡絃哉

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