昨季首位争いを展開した両軍の激突! 石川柊太、二木康太が初の開幕投手として登板予定

パ・リーグ インサイト

2021.3.25(木) 20:02

福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2020シーズンの首位争いを演じた両チームの対決で幕を開ける。福岡ソフトバンクは昨シーズン唯一負け越したのが千葉ロッテ。対する千葉ロッテも昨季の「パーソル CS パ」で敗れた雪辱に燃える。ハイレベルな試合の予感がする一戦は18時30分開始予定。

【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→11勝12敗1分
千葉ロッテ→12勝11敗1分

【昨季投手成績】
【福岡ソフトバンク】石川柊太投手 18試合11勝3敗 111.2回 103奪三振、防御率2.42
【千葉ロッテ】二木康太投手 15試合9勝3敗 92.2回 79奪三振、防御率3.40

 福岡ソフトバンクの開幕投手は自身初となる石川柊太投手だ。昨季は11勝3敗の好成績で最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。オープン戦ではやや不安定な投球が続いていたが、19日の広島戦では4回無失点と修正をし、3試合の登板で0勝1敗、防御率4.40でオープン戦を終えた。今季はさらなる飛躍のためにも、開幕戦でチームの勝ちに結びつくような投球に期待しよう。

 対する千葉ロッテの先発も、初めての開幕投手を務める二木康太投手だ。二木投手は、昨シーズン千葉ロッテの先発ローテーションの一角として9勝をマーク。福岡ソフトバンクに対してもここ2年間負けなしで、自身7連勝中と相性が良い。鷹キラーとしてチームを勝利に導く投球ができるか。

 福岡ソフトバンク打線では今宮健太選手に期待したい。昨シーズンは左ふくらはぎの怪我で43試合の出場にとどまり、不本意な1年となった。今季のオープン戦では本塁打をマークするなど、順調な仕上がりを見せている。今年30歳になる今宮選手。まだまだ若手に定位置は譲れない。今季は怪我無く1年を過ごし、攻守で輝きを放ちたい。

 対する千葉ロッテ打線では山口航輝選手に注目だ。山口選手は今季のキャンプでアピールに成功した注目株。オープン戦では2本の本塁打を放つなど、その長打力を首脳陣にアピールした。一軍での出場経験こそはないものの、開幕戦の出場も視野に入る。若い力で打線に勢いを与えたい。

文・成田理亮

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