17時45分から、メットライフドームで埼玉西武とオリックスの開幕戦が行われる。昨季は3年ぶりにリーグ優勝を逃した埼玉西武と、2年連続最下位に沈んだオリックスがそれぞれ昨年の悔しさを胸に、開幕戦勝利を誓う。
【昨季対戦成績】
埼玉西武→11勝12敗1分
オリックス→12勝11敗1分
【昨季投手成績】
【埼玉西武】高橋光成投手 20試合8勝8敗 120.1回 100奪三振、防御率3.74
【オリックス】山本由伸投手 18試合8勝4敗 126.2回 149奪三振、防御率2.20
埼玉西武の高橋光成投手は、7年目にして初の開幕投手を務める。昨季は初の規定投球回到達など先発の柱として飛躍。オープン戦では3試合に登板し、1勝1敗、15回5失点(自責点4)、防御率2.40と調整は進んでいる。開幕投手に気負うことなく本領発揮して欲しい。
対するオリックスも山本由伸投手が5年目にして初の開幕投手に任命された。昨シーズンは初の奪三振王のタイトル、防御率リーグ2位とその実力を遺憾なく発揮した。オープン戦でも防御率2.00と、安定感は今年も健在。2011年以降開幕戦を落としているチームの嫌な流れを変えられるか。
埼玉西武打線では山川穂高選手に注目だ。18年、19年と本塁打王を獲得した大砲は、昨季本塁打数こそはチームトップの24本だったが、打率.205と低迷。復活を誓う今季は、オープン戦では打率3割を超え、3本塁打を放つなど調子は上向きだ。主砲として打線に大きなインパクトを与えられるか。
一方のオリックスは佐野皓大選手に期待したい。昨季自慢の足を武器に20盗塁をマークしブレイクを果たす。今季のオープン戦では打率.300を記録するなど、打撃でもアピールし、レギュラー奪取へ向け足は緩めない。佐野選手が打撃で結果を残せば自ずと盗塁数も増えていき、相手チームにとっては脅威となる。佐野選手の活躍オリックス上位進出の鍵を握るかもしれない。
文・成田理亮
関連リンク
記事提供: