3月19日、明治神宮野球場で行われた東京ヤクルトと楽天イーグルスのオープン戦は、8対4で楽天が敗戦した。
楽天は初回、好調の3番・島内宏明選手のオープン戦初本塁打で、幸先よく1点を先制する。リードを貰ってマウンドに上がったのは、開幕投手の涌井秀章投手。1回裏は、得点圏に走者を進めたが、山田哲人選手と村上宗隆選手の主力を打ち取った。
しかし、2回裏に安打と2四球で2死満塁のピンチを招くと、1番・塩見泰隆選手への押し出し四球で1点を献上する。さらに、2番・青木宣親選手に適時打を浴びて勝ち越しを許す。打線は逆転された直後の3回表に島内選手の犠飛で、すぐさま同点に追い付いた。
立ち直りたい涌井投手だったが、3回裏にも東京ヤクルト打線につかまる。連打と死球で招いた無死満塁のピンチで、7番・西浦直亨選手に3号満塁弾を浴びた。4点差の4回裏には、山田選手に1号2ランを許すなど、3.2回7安打8失点の乱調でマウンドを降りた。
反撃したい打線は6回表、茂木栄五郎選手と小郷裕哉選手の安打で好機を作り、代打・横尾俊建選手の適時打で1点を返す。9回表には、小深田選手が猛打賞となる安打で出塁すると、2死1塁から茂木選手が適時打を放ったが反撃及ばず、8対4で試合終了。
敗れた楽天は、涌井投手の後を受けた鈴木翔天投手、高田萌生投手、内間拓馬投手、福山博之投手が好投を披露。高田投手は2回1安打無失点の好投、それ以外の3投手も安打を許さない上々の仕上がりを見せた。打線は小深田選手、島内選手が猛打賞をマークするなど12安打4得点も、序盤の失点が重くのしかかった。
123456789 計
楽 101001001 4
ヤ 02420000X 8
楽 ●涌井秀章-鈴木翔天-高田萌生-内間拓馬-福山博之
ヤ ○小川泰弘-長谷川宙輝-マクガフ-清水昇-石山泰稚
文・岡絃哉
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