3月2日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと中日のオープン戦は、14対2で福岡ソフトバンクが勝利。
福岡ソフトバンクの先発・笠谷俊介投手は3者凡退で立ち上がると、その後も中日打線をきっちり抑えて4回無安打無失点の好投。一方で中日の先発・笠原祥太郎投手は初回から乱調で苦しみ、福岡ソフトバンク打線が初回から川島慶三選手の適時打などで2点を先制した。すると2回裏にも栗原陵矢選手の適時打などで5得点、さらに3回裏には長谷川勇也選手、釜元豪選手、上林誠知選手に適時打が生まれ、3回までに12得点と大量リードを奪った。
5回以降は杉山一樹投手が3イニングを1安打無失点でつなぎ、8回表は川原弘之投手が2点を失うも大勢変わらず。8回裏には守備から途中出場の海野隆司選手が2ランを放ち、再び点差を広げた9回表は守護神・森唯斗投手が締めて14対2で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは先発・笠谷投手が4回無失点と最高の仕上がりを見せると、2番手・杉山投手も3回無失点と好投。打線も序盤から12得点を挙げ大量リードを奪い、レギュラー再奪取に向けて猛アピール中の上林誠知選手は3安打2打点の活躍を見せた。対する中日は先発・笠原投手が2回途中6失点と誤算。野手陣も4失策とミスが目立った。
123456789 計
中 000000020 2
ソ 25500002X 14
中 ●笠原祥太郎-橋本侑樹-清水達也-木下雄介-祖父江大輔-藤嶋健人
ソ ○笠谷俊介-杉山一樹-川原弘之-森唯斗
文・丹羽海凪
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