2月28日、高知県春野総合運動場で行われた埼玉西武と千葉ロッテの2021年プロ野球プレシーズンマッチは、9対3で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、先頭・藤原恭大選手の四球、続く中村奨吾選手の安打で好機を作ると、1死2、3塁から4番・山口航輝選手の適時打で1点を先制。続く菅野剛士選手も2点適時二塁打を放ち、幸先よく3点のリードを得た。
援護を受けた先発の岩下大輝投手だったが、初回に山川穂高選手の適時打などで2失点。4回裏には2番手の松永昂大投手がブランドン選手に本塁打を浴び、試合は振り出しに戻る。
以降は膠着状態が続いたが、6回表に均衡が破れる。3番・加藤翔平選手の安打と四死球で無死満塁から、岡大海選手の2点適時二塁打、田村龍弘選手の適時打、小川龍成選手の犠飛で4点を加え、7対3と勝ち越しに成功した。
6回裏からは小野郁投手、土居豪人投手が1イニング、フローレス投手が2イニングを無失点でつなぎ試合終了。9回表にも佐藤都志也選手の適時打で2点を追加した千葉ロッテが9対3で勝利した。
敗れた埼玉西武は、先発の 平井克典投手が初回に失点も、以降2イニングは3者凡退に抑えた。打線ではドラフト6位ルーキーのブランドン選手が実戦2本目の本塁打を放ち、アピールに成功。源田壮亮選手は安打に好守と活躍を見せた。
123456789 計
ロ 300004002 9
西 201000000 3
ロ 岩下大輝-松永昂大- 河村説人-小野郁-土居豪人-フローレス
西 平井克典-増田達至-吉川光夫-大曲錬-佐野泰雄-井上広輝
文・東海林諒平
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