燕に打率1、2位の青木&内川、4選手が1000打点に挑戦 現役通算打撃成績ランキング

Full-Count

2021.1.5(火) 16:10

東京ヤクルトに移籍した内川聖一(左)と千葉ロッテ・鳥谷敬※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
東京ヤクルトに移籍した内川聖一(左)と千葉ロッテ・鳥谷敬※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

試合数は鳥谷が依然トップの2211試合、内川は東京ヤクルト移籍で数字を伸ばせるか

 コロナ禍で激動のシーズンとなった2020年のプロ野球は藤川球児氏、岩隈久志氏、吉見一起氏らベテラン選手たちが現役を引退した。現役通算でトップを走る選手たちの顔ぶれも変わってくる2021年開幕時点での打撃部門の各成績の5傑を見ていく。

〇試合数
1 鳥谷敬(ロ) 2211試合
2 内川聖一(ヤ) 1977試合
3 栗山巧(西) 1958試合
4 福留孝介(中) 1909試合
5 坂本勇人(巨) 1785試合

 昨年と変わらず鳥谷が現役トップの通算2211試合出場。阪神を退団し春季キャンプに参加することなく千葉ロッテに移籍し出場試合数を伸ばした。内川は福岡ソフトバンクで1軍出場がなく東京ヤクルトに移籍し、栗山と共に史上52人目の2000試合出場に期待がかかる。

〇安打数
1 内川聖一(ヤ) 2171安打
2 鳥谷敬(ロ) 2090安打
3 坂本勇人(巨) 2003安打
4 栗山巧(西) 1926安打
5 福留孝介(中) 1909安打

 昨年0安打の内川が変わらず現役最多安打をキープしている。坂本は史上53人目の2000安打を達成し、まだまだレギュラーとして巨人を支えていくことになる。栗山も勝負強い打撃は健在で2000安打まで残り74本、今シーズン中の達成に期待がかかる。

〇本塁打数
1 中村剛也(西) 424本
2 バレンティン(ソ) 297本
3 松田宣浩(ソ) 287本
4 福留孝介(中) 281本
5 中田翔(日) 257本

 昨季は9本塁打に終わったが中村が変わらず現役最多の424本塁打と飛びぬけた成績を残す。福岡ソフトバンクに移籍2年目となるバレンティン、松田宣は今季で通算300本塁打も視野に入ってくる。昨季は1本塁打に終わったベテラン・福留は古巣の中日で復活なるか。

内川、中島、松田宣、中田の4選手が通算1000打点に挑戦

〇打点
1 中村剛也(西) 1197打点
2 福留孝介(中) 1057打点
3 内川聖一(ヤ) 957打点
4 中島宏之(巨) 948打点
5 松田宣浩(ソ) 937打点
5 中田翔(日) 937打点

 中村は本塁打と打点の“2冠”。今シーズンは史上47人目の1000打点に4人がチャレンジ。福岡ソフトバンクでは出場機会の無かった内川は東京ヤクルト移籍で可能性が広がり、巨人2年目で復活を遂げた中島、昨季46打点を挙げた松田宣、108打点でタイトルを獲得した中田と楽しみなシーズンになりそうだ。

〇盗塁
1 糸井嘉男(神) 299盗塁
2 西川遥輝(日) 287盗塁
3 大島洋平(中) 233盗塁
4 荻野貴司(ロ) 220盗塁
5 金子侑司(西) 209盗塁

 糸井が299盗塁でトップをキープ。昨季、2盗塁に終わったが史上30人目の通算300盗塁達成は確実か。昨季42盗塁をマークした西川が足の不安がある糸井よりも早くに300盗塁を決める可能性がありそうだ。

〇打率(4000打数以上)
1 青木宣親(ヤ) .325(5231打数1704安打)
2 内川聖一(ヤ) .303(7161打数2171安打)
3 糸井嘉男(神) .300(5650打数1696安打)
4 中島宏之(巨) .294(6282打数1850安打)
5 坂本勇人(巨) .292(6852打数2003安打)

 青木の通算打率.325は歴代で見ても1位だ。内川が東京ヤクルトに移籍したことによって現役通算打率1位、2位が揃うことになった。昨年の現役通算打率TOP5の顔ぶれは変わらない。東京ヤクルトの山田哲人は現在3932打数で今シーズン中に4000打数に到達することが濃厚、通算打率は.293だ。

(Full-Count編集部)

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