10月24日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第22回戦は、3対0でオリックスが接戦を制し、連勝を収めた。
この試合もオリックスが序盤から主導権を握る。1回裏、1死から2番・T-岡田選手が3球目のストレートを捉えると打球はスタンド上段に突き刺さる特大の15号ソロに。2試合連続の一発で先制点を挙げると、4回裏には相手の四球と暴投で加点し、リードを広げる。
援護を受けたアルバース投手は、初回から打たせて取る投球が光った。4回表には2死2、3塁のピンチを招いたが、宗佑磨選手の好守にも助けられ無失点でしのぐと、5回と6回は完璧に抑える投球。7回表には先頭を四球で出すと2死を取った後に球数が100球を超えて降板。ここは代わった比嘉幹貴投手がつなぎ、スコアボードに0を刻んだ。
8回表は山田修義投手が相手打線を3者凡退に抑えると、直後の8回裏にはモヤ選手の適時打で追加点を挙げる。9回表のマウンドに上がったディクソン投手は、走者を1人出しながらも、最後は角中勝也選手を中飛に打ち取って試合終了。
オリックスはアルバース投手が7回途中2安打2四球無失点の好投を披露。打線も初回から援護し、連勝で今カードの勝ち越しを決めた。千葉ロッテは古谷投手がプロ初先発も、4回に制球を乱して降板。後続のリリーフ陣は1失点で踏ん張ったが、打線が相手投手陣を攻略できず、6連敗を喫した。
123456789 計
ロ 000000000 0
オ 10010001X 3
ロ ●古谷拓郎-中村稔弥-東條大樹-唐川侑己
オ ○アルバース-比嘉幹貴-山田修義-Sディクソン
文・山下虎太郎
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