10月17日の14時からメットライフドームで埼玉西武とオリックスの第23回戦が行われる。16日の試合では埼玉西武が逆転勝利を飾っている。埼玉西武はこの試合も勝利してオリックスとの対戦成績を五分としたいところ。対するオリックスはここまで4連敗と苦しい状況であるだけに、起爆剤となる選手の登場が待たれる。
【今季対戦成績】
埼玉西武→10勝11敗1分
オリックス→11勝10敗1分
【埼玉西武】十亀剣投手 5試合1勝0敗 10回 5奪三振、防御率8.10
【オリックス】張奕投手 7試合1勝2敗 33.1回 29奪三振、防御率3.78
埼玉西武の先発は十亀剣投手だ。10月11日に行われたファーム・東京ヤクルト戦では5回2失点(自責点1)とまずまずの結果を残している。救援登板ではあったものの、今季の1勝はオリックスからのものだ。今季初先発となった17日のマウンドでも、持ち味のゴロを量産する投球で試合をつくってもらいたい。打線は源田壮亮選手に注目したい。16日の試合では2安打を記録しただけでなく、気迫のヘッドスライディングで盗塁を決めて逆転につなげた。盗塁の際に交錯した影響が気になるところではあるが、カード勝ち越しに向けてキャプテンの活躍に期待を寄せたい。
対するオリックスの先発は張奕投手だ。10月3日の楽天戦では、0回2/3でまさかの危険球退場となってしまった。埼玉西武は8月22日以来の対戦となるが、今季唯一の白星を挙げた相手である。持ち味の力強い速球で、前回登板の悔しさを晴らすことができるか。16日の試合、オリックス打線はチャンスをつくりながらもあと1本が出ず、得点につなげられなかった。だからこそ、17日の試合ではT-岡田選手に期待したい。十亀投手との前回対戦となった9月9日の試合では、球団通算8500号となる本塁打を放って一矢を報いている。この試合でも、ライトスタンドへの豪快なアーチを放つことができるか、注目だ。
文・吉田貴
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