10月10日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第16回戦は、4対0で北海道日本ハムが勝利。先発・有原航平投手が昨年の5月30日以来となる完封で6勝目を挙げ、チームは連敗を「2」で止めた。
北海道日本ハムは2回裏、オリックスの先発・山岡泰輔投手から6番・渡邉諒選手が左中間へ6号ソロを運んで先制に成功する。援護をもらった有原航平投手は、オリックス打線に対して2塁を踏ませない快投を披露。1点のリードを守って6回の投球を終えた。
有原投手の好投に応えたい打線は6回裏、先頭の9番・宇佐見真吾選手の安打から1死2塁の好機を得ると、2番・平沼翔太選手が右中間に適時二塁打を運んで追加点を挙げる。さらに2死1、3塁から5番・中田翔選手の適時打で1点を加え、北海道日本ハムが3対0とリードを広げた。
8回裏にも中田選手に2本目の適時打が飛び出し、リードを4点とした北海道日本ハム。9回表のマウンドに上がった有原投手は、2死から3番・吉田正尚選手に二塁打を許すも、最後は4番・ジョーンズ選手を右飛に仕留めて試合終了。4対0で北海道日本ハムが勝利を収めた。
投打がかみ合った北海道日本ハムが勝利し、今カードの成績を1勝1敗とした。有原投手は昨年5月以来となる完封勝利。打線も5番に入った中田選手が2打点を挙げるなど活気付いた。敗れたオリックスは、山岡投手が6回3失点と試合を作るも、打線が散発の6安打と振るわなかった。
123456789 計
オ 000000000 0
日 01000201X 4
オ ●山岡泰輔-漆原大晟-富山凌雅
日 ○有原航平
文・成田康史
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