10月4日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第13回戦は4対4で引き分けに終わった。
福岡ソフトバンクは初回、1番・ 三森大貴選手 が二塁打を放ちチャンスを作ると、3番・柳町達選手が適時二塁打を放ち、1点を先制。3回裏には上林誠知選手の適時内野安打で2対0とリードを広げる。
2点の援護を受けた福岡ソフトバンク先発のバンデンハーク投手であったが、4回表に中日の4番・石川昂弥選手に適時二塁打を許し1点を献上。さらに5回表には桂依央利選手の一発で2対2の同点に追い付かれ、根尾昂選手に四球を与えたところで降板。5回を投げ切ることはできなかったが、中日打線に7奪三振を記録した。
2死満塁の場面で後を託された大関友久投手は、2つのボークで2点を献上し、4対2と勝ち越しを許す。しかし直後の5回裏、途中出場の佐藤直樹選手と9番・谷川原健太選手の連打で1点を返上。さらに7回裏には、7番・リチャード選手が三塁打でチャンスメイクをすると三森選手の内野ゴロの間に同点に追い付き、試合を振り出しに戻す。
4対4で迎えた9回裏、佐藤直樹選手と水谷瞬選手の連打で2死2、3塁と一打サヨナラの場面を作るも、後続が倒れて試合終了。4対4の引き分けに終わった。
福岡ソフトバンクは上林誠知選手が2安打をマークし、一軍昇格へアピール。救援陣では大関投手がボークによる思わぬ失点を喫したが、以降は無失点リレーでつなぎ、引き分けに持ち込んだ。
123456789 計
中 000130000 4
ソ 101010100 4
中 梅津晃大-ゴンサレス-岡野祐一郎-濱田達郎-マルク
ソ バンデンハーク-大関友久-加治屋蓮-奥村政稔-高橋純平-椎野新
文・下村琴葉
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