10月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天イーグルスの第17回戦は、5対3で楽天イーグルスが勝利。先制を許したものの、中盤にかけて効果的に得点を挙げ、連勝を飾った。
モヤ選手の7号2ランで2点を先制された楽天は3回表、3番・浅村栄斗選手が29号2ランを放ち同点に追い付くと、6番・銀次選手の適時打で勝ち越しに成功。4回表にも、2死1、3塁から浅村選手の内野安打でさらに1点を追加し、スコアを4対2とした。
楽天は先発の石橋良太投手が3回を投げ切ったところで降板し、4回裏は2番手の酒居知史投手が無失点に抑える。すると直後の5回表に7番・辰己涼介選手が放ったフェンス直撃の大飛球が大きく跳ね返ると、外野手が打球を追いかける間に快足を飛ばしホームイン。辰己選手の8号ランニングホームランでリードを3点へと広げた。
5回裏には池田駿投手が3連打で1死満塁のピンチを招いたが、寺岡寛治投手が後続を抑え火消しに成功。6回裏にもD.J.ジョンソン投手が満塁としたが、ここも無失点と流れを渡さない。
7回裏は3連投となった松井裕樹投手が走者を許しながらも無失点に抑えると、続く8回裏は牧田和久投手が3人で打ち取る。3点リードの9回裏は、ブセニッツ投手が追い上げムードを演出するオリックスに1点を返されるも、リードは守り抜き、5対3で試合終了。
勝利した楽天は、浅村選手が3安打3打点、辰己選手が2試合連続本塁打をマーク。投げては細かな継投が実を結び、3カードぶりのカード勝ち越しを決めた。一方敗れたオリックスは、楽天を上回る14安打を放ち、5回裏から3イニング続けて満塁のチャンスを作ったが、あと一打が出なかった。
123456789 計
楽 003110000 5
オ 200000001 3
楽 石橋良太-酒居知史-池田駿-○寺岡寛治-D.J.ジョンソン-松井裕樹-牧田和久-Sブセニッツ
オ 張奕-●齋藤綱記-金田和之-比嘉幹貴-荒西祐大
文・和田信
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