大下誠一郎の初打席初本塁打が決勝弾! 山本由伸も好投したオリックスが神戸で快勝

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2020.9.15(火) 20:50

オリックス・バファローズ 大下誠一郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 大下誠一郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月15日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと楽天イーグルスの第13回戦は、5対1でオリックスが勝利。この日、「オリックス・ブルーウェーブ」の復刻ユニフォームを身にまとったオリックスの選手たちは、投打がかみ合った試合運びを見せた。

 オリックスの先発・山本由伸投手は2回表、楽天の4番・浅村栄斗選手の23号ソロで先制を許すも、155キロ超のストレートと150キロにも迫るフォークを武器に、上々の立ち上がりを見せる。

 するとその裏、オリックス打線は1死2、3塁から7番・松井佑介選手の適時打で同点とすると、14日に支配下登録され、さっそく「8番・三塁」でプロ初スタメンの大下誠一郎選手がプロ初打席に。フルカウントから真ん中付近の直球を捉えると、打球はライナーでレフトスタンドへ。「打ったのは真っ直ぐです。感触もよかったですし、スタンドに入った瞬間の歓声でホームランになってくれたとわかりました! 本当にうれしいです!」とプロ初安打・初本塁打を振り返った。この大下選手の3ランでオリックスは勝ち越しに成功し、4対1とリードを奪った。

 4回裏には、安達了一選手の2号ソロで追加点を挙げると、先発・山本投手は6回表に両リーグ通じて今季最速となる100奪三振に到達。楽天打線に付け入る隙を与えず、8回3安打9奪三振1失点の快投を披露した。そして4点リードで迎えた9回表は、守護神・ディクソン投手が締めて、試合終了。

 勝利したオリックスは、支配下登録され、即スタメンに起用された大下選手が「プロ初打席初本塁打」を放つ鮮烈デビュー。育成出身選手としては、球団初の快挙となった。一方、敗れた楽天は先発・辛島航投手が5回途中6安打5失点と試合を作れなかった。

  123456789 計
楽 010000000 1
オ 04010000X 5

楽 ●辛島航-津留崎大成-安樂智大-鈴木翔天
オ ○山本由伸-ディクソン

文・岩井惇

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