9月11日、楽天生命パークで行われた楽天イーグルスと北海道日本ハムの第16回戦は、5対4で楽天イーグルスがサヨナラ勝利。茂木栄五郎選手の一発で延長戦を制した。
楽天の先発・石橋良太投手は初回、1死1、2塁から4番・中田翔選手、5番・渡邉諒選手に適時打を浴び2点を献上するも、その後は持ち直して6回6安打3四死球3奪三振2失点の力投を見せた。
一方の打線は1回裏、無死満塁から併殺打の間に1点をかえすと、4回裏には1死3塁の場面で、7番・ロメロ選手の打球が野選を誘い同点とする。さらに2死2塁から9番・小深田大翔選手の適時打で勝ち越しに成功した。
1点リードを守りたい楽天は、7回表を宋家豪投手、8回表を牧田和久投手がそれぞれ3者凡退に抑え、9回表は守護神・ブセニッツ投手がマウンドへ。
このまま試合が終わるかと思われたが、ブセニッツ投手は先頭の6番・大田泰示選手に安打を許し、犠打や暴投で1死3塁のピンチを背負うと、代打・王柏融選手に同点打を浴び、試合は振り出しに。なおも1死満塁とピンチを広げたところで降板したが、ここは後を受けた酒居知史投手が無失点で切り抜けた。
9回裏終了後、試合は降雨のため中断へ。約30分後に再開された延長10回表は、青山浩二投手が2死1、3塁から味方の失策により1点を失うも、直後の10回裏、1死2塁から5番・茂木栄五郎選手がサヨナラ7号2ランを放ち、5対4で試合終了。延長戦の末、楽天が劇的な勝利を収めた。
楽天は石橋良太投手が6回2失点と好投。延長10回表に2失策で勝ち越しを許したが、茂木栄五郎選手のサヨナラ本塁打で連敗を「4」で止めた。一方敗れた北海道日本ハムは、今季初先発の吉田輝星投手が6回途中4安打5四死球3奪三振3失点(自責2)の力投を披露。打線は土壇場で王選手に意地の同点打が生まれると、延長10回表に勝ち越したが、玉井大翔投手が1点リードを守り切れず悔しい敗戦を喫した。
12345678910 計
日 2000000011 4
楽 1002000002X 5
日 吉田輝星-井口和朋-福田俊-堀瑞輝-加藤貴之-宮西尚生-●玉井大翔
楽 石橋良太-宋家豪-牧田和久-ブセニッツ-酒居知史-○青山浩二
文・高橋優奈
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