9月10日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と福岡ソフトバンクの第15回戦は、9対2で福岡ソフトバンクが勝利。1回裏、7回裏に雨による2度の中断を挟みながらもカード最終戦を制した。
福岡ソフトバンクは2回裏、先発の東浜巨投手が先頭の7番・岩見雅紀選手に1号ソロを献上するなど2失点を喫したものの、直後の3回表に柳田悠岐選手に21号3ランが飛び出し逆転に成功する。
東浜投手は毎回得点圏に走者を進めながらも、要所を締める粘りの投球を見せて5回109球6安打4四球5奪三振2失点の内容で降板。6回裏から継投に入った福岡ソフトバンクは2番手に嘉弥真新也投手が走者を許しながらも1イニングを無失点に抑えると、7回裏にはモイネロ投手が登板。しかし1死1、2塁とピンチを作ったところで雨足が強くなり1回裏以来2度目の中断へ。
55分後に再開し、モイネロ投手から後を受けた松本裕樹投手がこの場面を凌ぐと、8回表に柳田選手が今試合2本目となる22号ソロで待望の追加点を挙げてスコアを4対2とした。松本投手は回を跨いで1.2回を無失点に抑えると、9回表には甲斐拓也選手、川瀬晃選手の適時打、周東佑京選手の犠飛でさらに5点を追加。9回裏は笠谷俊介投手が締めて試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは東浜投手が今季3勝目。柳田選手が2本塁打4打点の活躍を見せた。さらに中断を挟む難しい状況ながら救援陣も奮闘し、4投手の継投でリードを保った。一方、敗れた楽天は今季初スタメンの7番・岩見雅紀選手にプロ初安打となる1号ソロが飛び出し先制したものの、その後の好機では決定打を欠き、4連敗を喫した。
123456789 計
ソ 003000015 9
楽 020000000 2
ソ ○東浜巨-嘉弥真新也-モイネロ-松本裕樹-笠谷俊介
楽 ●松井裕樹-酒居知史-宋家豪-牧田和久-安樂智大-池田駿
文・和田信
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