9回表2死からメヒアの劇的弾丸ライナーで逆転! 埼玉西武が敵地でカード勝ち越し

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2020.8.30(日) 20:25

埼玉西武ライオンズ・メヒア選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・メヒア選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月30日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天イーグルスと埼玉西武の第14回戦は、3対2で埼玉西武が勝利。9回表2死からメヒア選手の劇的3ランが生まれ、接戦を制した。

 先発・松本航投手は5回まで2安打無失点の好投を披露。しかし6回裏に1死1、3塁とすると、暴投で1点を献上し、なおも2死2塁としたところで降板した。援護したい打線だったが、楽天の先発・福井優也投手に5回まで2安打無失点と攻略できず。6回以降も楽天救援陣の前に無得点に終わると、8回裏には1点を失い2対0とされ、2点ビハインドで試合は最終9回の攻防を迎えた。

 9回表、埼玉西武は楽天の抑え・ブセニッツ投手を捉える。1死から4番・山川穂高選手が四球で出塁すると、6番・森友哉選手が安打でつなぎ2死1、2塁とする。ここで7番・メヒア選手が放った打球は低い弾道のままスタンドまで届き、これが7号3ランとなり逆転。1点リードとなった9回裏は、増田達至投手が走者を出しながらも無失点で締め、3対2で試合終了。

 埼玉西武は先発・松本投手が6回途中3安打2四球1失点と試合をつくり、救援陣も最小失点にとどめる投球を見せた。打線は8回までつながりを欠き無得点に終わっていたが、9回表2死からメヒア選手の3ランで逆転。劇的な勝利で敵地でのカード勝ち越しを決めた。一方の楽天は、鈴木大地選手が2安打で月間安打の球団記録を「41」に更新も、抑えが崩れ敗戦となった。

  123456789 計
西 000000003 3
楽 000001010 2

西 松本航-宮川哲-○森脇亮介-S増田達至
楽 福井優也-安樂智大-牧田和久-宋家豪-●ブセニッツ

文・丹羽海凪

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