8月21日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックス対福岡ソフトバンクの6回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
序盤は両チーム先発投手の好投が光る。福岡ソフトバンク・武田翔太投手は代名詞のカーブが冴え、3回裏には全てのアウトを空振り三振で奪うなどつけ入る隙を与えない。対するオリックス・宮城大弥投手も140km/h後半の勢いある直球を内外に投げ分け、5回まで被安打1、無失点に抑える快投を見せた。
中盤以降も両軍の投手陣は好投を続ける。武田投手は6回裏に直球が150キロを計測するなど迫力ある投球を披露。宮城投手は7回表2死を取ったタイミングで交代となったが、その後を受けた金田和之投手が後続を断って無失点に抑えた。
試合が動いたのは8回表だった。福岡ソフトバンクは2つの失策で無死2、3塁と好機を得ると、打席には三森大貴選手。初球を振り抜き左越え2点適時二塁打を放ち、欲しかった先制点を奪取した。その後、真砂勇介選手にも2点適時打が飛び出し、この回計4得点。終盤に畳みかけた福岡ソフトバンクが白星をつかみ取った。
武田投手は実戦復帰後最長の8回を投げ、7奪三振無失点だった。また9回裏に登板した岩嵜翔投手は最速154km/hの直球で2三振を奪うなど、状態の良さをアピールした。敗れたオリックスでは、ドラフト1位ルーキー・宮城投手が6.2回を無失点に抑える好投を見せた。
123456789 計
ソ 000000040 4
オ 000000000 0
ソ ○武田翔太-岩嵜翔
オ 宮城大弥-金田和之-●海田智行-東明大貴-前佑囲斗
文・望月優樹
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