キャッチボール相手の倉野コーチは「9連戦は間違いなく大丈夫」
福岡ソフトバンクの先発陣練習が行われた16日、登録抹消中の千賀滉大が倉野信次投手統括コーチを相手にキャッチボールを行い、工藤公康監督も様子を見守った。
13日の試合前練習でキャッチボールを再開した千賀が、この日は山なりの遠投から距離を縮めて力を込めての投球まで、工藤監督が見守る中で投げ続けた。
「ちょっとだけ前に進めています。張りはゼロではないけど、まだ立ち上げ段階なので反応を見ながらやっていくだけです」と千賀。工藤監督との会話の内容については「内緒です」と笑いながらかわしたが、倉野コーチは「順調にきてます」と語る。
さらに倉野コーチは「焦ってはいないが急いではいる。(28日からの)9連戦は間違いなく大丈夫。今、1週(登板を)飛ばした状態だが、3週飛ばすことはありえない。今週末に投げられるかどうかは、ここ2日くらいで判断したい」と、早ければ週末の北海道日本ハム戦での復帰もあり得ることを示唆した。
17日からは今季初の6連戦。楽天戦は東浜巨、バンデンハーク、石川柊太となる予定だが、その後の北海道日本ハムとの初戦は熊本での登板が流れた武田翔太でも可能。
倉野コーチは「今週は2軍から誰かを上げることは考えていない」としており、週末に千賀が間に合わない場合は加治屋蓮あたりを先発に回す可能性もありそうだ。
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