【ファーム】十亀剣が8回無失点の好投。金子侑司も3安打2得点と躍動した埼玉西武が快勝

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2020.8.11(火) 17:05

埼玉西武ライオンズ・十亀剣投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・十亀剣投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月11日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第5回戦は、序盤から試合を優位に進めた埼玉西武が7対0で勝利した。

 埼玉西武は初回、千葉ロッテの先発・原嵩投手を攻め立てる。先頭の金子侑司選手が二塁打で出塁すると、続く岡田雅利選手も四球で続き好機を拡大。無死1、2塁で高木渉選手が先制の適時二塁打を放つと、続く川越誠司選手の内野ゴロの間にも追加点を挙げ2対0とする。さらに2死1塁で打席に入った山野辺翔選手がレフトスタンドに飛び込む1号2ランを放ち、点差を4点に広げた。続く2回裏には代わった千葉ロッテの石崎剛投手から川越選手が再び適時打を放ち、5対0とした。

 2回以降は両軍投手陣の粘りの投球で無得点のイニングが続いたが、埼玉西武が5回裏に再び得点をあげた。この回からマウンドに上がった内竜也投手から、佐藤龍世選手が二塁打を放つと、続く山田遥楓選手と水口大地選手が連続適時打を放ち2得点。2死から3連打が生まれ、リードを7点に広げた。

 大きな援護を受けた埼玉西武の先発・十亀剣投手は、走者を背負いながらも要所を締め、無失点投球を続ける。8回表に三家和真選手と宗次唯人選手に連打を浴び、無死2、3塁のピンチを背負ったが、落ち着いて後続を打ち取ってスコアボードに0を刻んだ。

 最終回は小川龍也投手が3者凡退で締め、ゲームセット。序盤から得点を重ねた埼玉西武が7対0で勝利を収めた。先発の十亀投手が8回6安打2四死球無失点の好投で一軍昇格へ猛アピール。打線では金子侑司選手が3安打2得点の活躍を見せた。

 一方敗れた千葉ロッテは、先発の原投手が1回4失点と乱調。打線は6安打を放つも得点につながらず、完封負けを喫した。

  123456789 計
ロ 000000000 0
西 41002000X 7

ロ ●原嵩-石崎剛-内竜也-東條大樹-サントス-鎌田光津希
西 ○十亀剣-小川龍也

文・須之内海

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