角中勝也の同点打&藤岡裕大の決勝犠飛! マーティンも3安打で千葉ロッテが逆転勝利

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2020.8.2(日) 20:22

千葉ロッテマリーンズ・角中勝也選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・角中勝也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月2日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天の第12回戦は、7対6で千葉ロッテが勝利。カード対戦成績を3勝3敗で終えた。

 先発・中村稔弥投手は3回まで楽天打線を完璧に抑える立ち上がりを見せたが、打線は楽天の先発・福井優也投手の前に走者を出しながらもチャンスを広げられず。序盤は両先発の好投で0が並んだ。

 4回表、中村稔投手はエラーも絡み先制を許すと、ロメロ選手に10号2ランを浴び3点を失う。しかし直後の4回裏、打線は5番・井上晴哉選手の内野ゴロの間に1点を返す。2点差で迎えた6回裏には、2番・中村奨吾選手、3番・マーティン選手の連打で1死満塁の好機をつかむ。ここで井上選手の犠飛、6番・菅野剛士選手の適時打が飛び出し同点とする。なおも2死1、3塁の場面で7番・鳥谷敬選手がヒット性の当たりを放ったが、ここは好守にはばまれ逆転ならず。

 直後の7回表にロメロ選手の11号2ランで勝ち越されるも、7回裏には代打・角中勝也選手の今季初アーチで1点を返す。6対4とされた8回裏は、先頭のマーティン選手が8号ソロを放つと、それを合図に1死満塁の好機を得る。ここで角中選手の適時打で同点とし、さらに藤岡裕大選手の犠飛で逆転。終盤に試合をひっくり返した。

 7対6と逆転した9回表には守護神・益田直也が登板。走者を出しながらも無失点に締め、7対6で千葉ロッテが勝利した。千葉ロッテは先発・中村稔投手が5回3安打3失点(自責点2)の粘投。打線は好守にはばまれるなど苦しい場面が続いたが、8回裏に逆転に成功した。角中選手は代打出場ながら1本塁打含む2安打2打点の活躍。マーティン選手も反撃ののろしとなるソロなど3安打をマークした。一方の楽天は先発・福井投手が5回2安打1失点の好投。打線もロメロ選手の2打席連続アーチなどで6得点としたが、終盤に救援陣が崩れた。

  123456789 計
楽 000300210 6
ロ 00010213X 7

楽 福井優也-津留埼大成-久保裕也-牧田和久-●酒居知史-宋家豪
ロ 中村稔弥-唐川侑己-南昌輝-○チェン-S益田直也


文・丹羽海凪

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