7月21日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスとオリックスの第4回戦が18時から行われる。首位・楽天イーグルスは、19日の試合で終盤に逆転勝ち。一方のオリックスは3連敗中で最下位と、なんとか浮上のきっかけをつかみたいところだ。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→2勝1敗
オリックス→1勝2敗

【楽天イーグルス】石橋良太投手 4試合1勝3敗 20回 18奪三振、防御率7.20
【オリックス】アルバース投手 4試合1勝2敗 20.2回 23奪三振、防御率3.48

　楽天の先発マウンドには、石橋良太投手が上がる。前回登板した12日の福岡ソフトバンク戦では、6回6失点で今季3敗目を喫しているものの、9つの三振を奪うなど随所に良い場面も見せた。大事なカード初戦、チームに勢いを付ける投球を期待したい。打っては、内田靖人選手に要注目。19日の試合では、決勝の満塁弾を放つなど存在感を示した。持ち前の豪快なバッティングで、一気にレギュラー奪取を狙いたいところだ。

　一方、オリックスの先発は、アルバース投手だ。前回登板した14日の福岡ソフトバンク戦では、4回途中5失点（自責点4）と悔しい登板だっただけに、リベンジを果たしたいところだ。打線では、大城滉二選手に期待したい。主に1番打者として起用されているが、ここまでは打率.205という数字。それでも、7月に入ってからは打率.283と調子は上向きつつあるようだ。ここまでリーグ4位の6盗塁を記録するなど、塁に出たら足も使える大城選手の出塁は、得点力アップに向けて大きなカギになるだろう。

文・岩井惇

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