二保旭が6回無失点の好投で今季2勝目。柳田悠岐の連日の先制打などで鷹が3連勝

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2020.7.19(日) 15:59

福岡ソフトバンクホークス・二保旭投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・二保旭投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第6回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利。同一カード6連戦の対戦成績を5勝1敗とした。

 オリックスの先発は前回完投勝利を挙げた山本由伸投手。立ち上がりからストライク先行の投球で、6回まで毎回の9奪三振、1安打と福岡ソフトバンク打線を翻弄。対する福岡ソフトバンクの先発・二保旭投手は走者を出しながらも、味方の好守もあり要所は締めて得点を与えず。昨日に引き続き、両先発がどちらも譲らない展開となった。

 投手戦の様相を見せる中、7回表に福岡ソフトバンクが均衡を破る。先頭の上林誠知選手が二塁打で出塁。続く柳田悠岐選手もライトオーバーの二塁打で続きこの試合初の得点を挙げると、4番・中村晃選手にライトへの1号2ランが飛び出して追加点。この回3本の長打でたたみ掛け、スコアを3対0とした。

 二保旭投手は6回94球2奪三振1四死球無失点の内容で役割を果たし、マウンドを降りた。7回からは高橋礼投手が1回を無失点に抑えたが、8回から登板の3番手・モイネロ投手が乱調。安打と2つの四球で無死満塁のピンチを背負うと、押し出しと犠飛で2点を失い1点差に詰め寄られる。

 1点リードとなった9回裏には守護神・森唯斗投手が3連投となるマウンドに上がり、危なげない投球で締めて3対2で試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは7回のチャンスを生かし、終盤まで試合の主導権を手放さなかった。二保投手は我慢の投球で今季2勝目。一方の敗れたオリックスは、先発の山本投手が7回に崩れてからは流れを引き寄せられず。打線も2度の満塁の好機がありながらもあと一打が出なかった。

  123456789 計
ソ 000000300 3
オ 000000020 2

ソ ●山本由伸-齋藤綱記-増井浩俊
オ ○二保旭-高橋礼-モイネロ-S森唯斗

文・和田信

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