7月19日、オセアンバファローズスタジアム舞洲にて行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第5回戦は3対3で引き分けに終わった。

　オリックスの先発・張奕投手は立ち上がりの1回表、中日の3番・根尾昂選手に適時打を許し1失点、3回表には4番・シエラ選手に2点適時打を浴び、序盤に3失点。以降は走者を背負いながらも追加点は許さず、5回途中7安打2四球3失点という内容で降板した。

　打線は1回裏、2番・大下誠一郎選手の二塁打などで1死満塁の好機を得ると、5番・勝俣翔貴選手の併殺崩れの間に1点を返す。しかしその後は中日の先発・ロドリゲス選手の前に安打が生まれず、3対1のまま試合は5回を終えた。

　2点を追うオリックスは6回裏、8番・廣澤伸哉選手が四球と暴投で得点圏に進むと、代打・松井佑介選手の適時打で1点を返す。続く7回裏には、代打・杉本裕太郎選手、4番・中川圭太選手に連続二塁打が生まれ同点に。代打攻勢が当たり、3対3と試合を振り出しに戻した。

　先発の張奕投手が5回持たずに降板したオリックスだったが、以降は救援陣が好投を披露。5回途中から左澤優投手が1.2回を無失点でつなぐと、7回表に登板した東明大貴投手は満塁のピンチを招きながらも得点は許さず。8回表をK-鈴木投手が3者凡退に抑えると、9回表は育成ルーキーの中田惟斗投手がピンチを招きながらも無失点に。

　同点で迎えた9回裏、2番からの好打順も3者凡退に終わって3対3で試合終了。オリックスは4投手が4.2回を無失点でつなぐリレーを見せたが、打線の反撃は同点までに留まり引き分けとなった。打線では4番に入った中川選手が4打数2安打1四球1打点の活躍を見せた。

　 １２３４５６７８９ 計
中 １０２００００００ ３
オ １００００１１００ ３

中 ロドリゲス-鈴木翔太-伊藤準規-濱田達郎-木下雄介
オ 張奕-左澤優-東明大貴-K-鈴木-中田惟斗

文・東海林諒平

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