6月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の第3回戦は、4対0でオリックスが勝利。先発の山本由伸投手が楽天打線を圧倒し、打線も10安打4得点と援護した。
オリックスの先発は、今季から背番号18を背負う若きエース・山本由伸投手。初回は11球で3者連続三振に仕留める完璧なピッチング。150km/hオーバーを連発する圧巻の立ち上がりを見せると、打線も初回から活発に。1番・T-岡田選手が今季初安打を放ち、3番・吉田正尚選手が四球、4番・ジョーンズ選手も安打で続くと、5番・中川圭太選手の犠飛で先制点を奪取。投打ともに幸先の良いスタートを切った。
打線は2回裏、 安達了一選手、後藤駿太選手の連打で1死1,3塁とすると、T-岡田選手、ロドリゲス選手に連続適時打が生まれ、スコアは3対0に。4回裏には、若月健矢選手が二塁打で得点圏に進むと、T-岡田選手が猛打賞となる適時二塁打を放って4点目。楽天先発の石橋良太投手を攻略し、4点のリードを得た。
打線の援護を受けた山本投手は、球威を落とすことなく楽天打線を終始翻弄。スコアボードに0を並べ続け、8回3安打10奪三振無四球無失点の内容で降板すると、最終回を託された守護神のディクソン投手が、山本投手から受けた勢いそのままに3者凡退で締め、4対0で試合終了。
投げては山本投手が圧巻のピッチング、打っては10安打4得点と投打がかみ合いオリックスが今季初勝利。開幕からの連敗を「2」で止めた。一方敗れた楽天は、先発した石橋投手が4回8安打1四球4失点と試合を作れず。「初回からリズムが悪かったです。 先頭を出したのが良くなかったですね。次に向けてしっかり修正したいと思います」と登板を振り返った。
123456789 計
楽 000000000 0
オ 12010000X 4
楽 ●石橋良太-津留崎大成-辛島航-安樂智大
オ ○山本由伸-ディクソン
文・池田紗里
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