6月21日、メットライフドームで埼玉西武と北海道日本ハムの第3回戦が14時から行われる。20日の試合では、西川遥輝選手の通算1000安打目となるメモリアル安打を皮切りに挙げた2点をリリーフ陣が守り切り、北海道日本ハムが2対1の接戦を制した。1勝1敗となって迎える開幕カード3戦目、最初の勝ち越しを決めるのはどちらのチームか。
【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝1敗 北海道日本ハム→1勝1敗
【昨季成績】
【埼玉西武】與座海人投手 公式戦出場なし
【北海道日本ハム】杉浦稔大投手 14試合4勝4敗 65回 50奪三振、防御率3.74
予告先発は埼玉西武が與座海人投手、北海道日本ハムが杉浦稔大投手となっている。3年目の與座投手はプロ初登板。昨季11月に支配下登録を勝ち取った右腕は、シーズン序盤から活躍することができるか。一方の杉浦投手は昨季14試合に先発。6月13日の練習試合では、巨人打線相手に4回途中3安打3失点と課題の残る投球で、開幕前のラスト登板を終えた。今季は安定した活躍でローテーションに定着することができるのか注目だ。
打線では埼玉西武・栗山巧選手、北海道日本ハム・中田翔選手に注目。栗山選手は20日の試合で1得点に終わった打線のなかで猛打賞の活躍を見せた。監督やチームメイトから絶大な信頼を得るベテランに期待したい。中田選手は逆転の2点適時二塁打を放ち、主砲の役割を果たした。昨季、打率が.350と相性が良いメットライフドームで、21日の試合でも4番の活躍を果たしたい。
文・池田紗里
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