鷹6年目・栗原陵矢、初の開幕スタメンへ! 工藤公康監督が起用示唆「たぶんメンバーに入る」

Full-Count 藤浦一都

2020.6.18(木) 19:08

福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

開幕投手は東浜「常に自分を磨こうとしている彼の姿を見て開幕投手に指名した」

 6月19日に、ついに開幕を迎えるプロ野球。3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一を目指す福岡ソフトバンクは、東浜巨投手に開幕投手を託した。デスパイネ、グラシアルは不在、内川聖一も2軍スタートながら、アピールに成功した若い力と好調を維持するベテランがその穴を埋めていきそうだ。

 工藤公康監督が開幕のマウンドを任せたのは東浜だ。「肘の手術からここまで努力して勝ち取った開幕投手。常に自分を磨こうとしている彼の姿を見て開幕投手に指名した。その思い、みんなの思いを背負って投げてほしいし、勝ってほしい」と指揮官は厚い信頼を寄せる。

 春季キャンプから続けてきたアピールが実を結んだのが栗原陵矢捕手。本来は捕手だが、持ち前の打撃力を生かすために外野や一塁手にも挑戦し、工藤監督も「成長が著しい」と目を細める存在。指揮官は「僕自身はキャンプが始まるときもオープン戦に入るときも『結果を出してほしい。それで判断する』と言ってきたの。栗原君はたぶん明日(スタメンの)メンバーの中に入ると思います」と、初の開幕スタメンに起用することを示唆した。

 ベテランの長谷川勇也外野手もスタメン出場が濃厚だ。「足のことで悩んできたが、足の状態も良くて明るい長谷川君が見られている。心技体ともに充実していると思いますし、厳しいシーズンになると思いますが、このまま120試合元気な姿でいてほしい」と指揮官は語り、同じくスタメン確実な上林誠知外野手にも「(去年)悔しい思いをしてやってきたことが結果につながった。努力したことが報われるということをシーズンに入って証明してほしい」とエールを送った。

 また「これからデスパイネやグラシアルが戻ってきたときにどうするかを考えないといけない。来てから慌ててということがないようにしっかり考えていきます」と、シーズン中のさらなる戦力アップにも大きな期待を寄せている。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 藤浦一都

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE