山川穂高が“エアーどすこい” 14安打8得点の猛攻で埼玉西武が中日に勝利!

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2020.6.5(金) 17:13

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月5日、メットライフドームにて行われた埼玉西武と中日ドラゴンズの練習試合は、8対5で埼玉西武が勝利。序盤は中日にペースを握られるも、中盤に集中打を浴びせ、逆転勝利を飾った。

 埼玉西武は今季の開幕投手を務めるニール投手が先発。初回はランナーを1人許すも、後続を併殺打に打ち取る上々な立ち上がり。しかし続く2回表、1死1,2塁から7番・井領雅貴選手に3ランホームランを浴び、序盤から3点を追う展開となった。

 打線が動いたのは3回裏、中日ドラゴンズ先発・岡野祐一郎投手から、7番・栗山巧選手、8番・スパンジェンバーグ選手が連打で出塁、無死1,2塁とすると、9番・木村文紀選手が適時打で続き、1点を返した。

 中日ドラゴンズはニール投手に対し、4回表に加藤匠馬選手の適時打で1点を追加。さらに5回表、アルモンテ選手のスタンド上段に飛び込むソロホームランで1点追加。着実に追加点を挙げ5対1とし、埼玉西武を突き放した。ニール投手は5回表を投げきると、5回83球、打者23人に対して9安打1四球1奪三振5失点の内容でマウンドを降りた。

 しかし、黙って終わらないのが「山賊打線」。5回裏、スパンジェンバーグ選手のバックスクリーンに飛び込むソロホームランで1点を返すと、6回裏には山川穂高選手の2ランホームランで4対5。なおも続くチャンス、2死1,3塁から木村選手が2点適時二塁打、続く金子侑司選手にも適時打が生まれ、7対5と勝ち越しに成功した。

 埼玉西武は、6回表から登板した2番手の今井達也投手が6回表、7回表をパーフェクトリリーフ。8回表に、得点圏にランナーを置くも無失点で切り抜け、9回表をドラ1ルーキー宮川哲投手に託した。宮川投手も2奪三振の好投で得点を許さず、練習試合特別ルールにより行われた9回裏、2死1,2塁の場面で水口大地選手がライトへ適時打を放ち、8対5で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、木村選手が2安打3打点の活躍。また、2ランホームランを放った山川選手も「画面の向こうのライオンズファンに『どすこい』を届けられて良かったです」とコメントし、メットライフドーム中に響きわたる“エアーどすこい”で目に見えぬファンの声援に応えていた。

  123456789 計
中 030110000 5
西 001015001 8

中 岡野祐一郎-藤嶋健人-ゴンサレス-R.マルティネス-橋本侑樹-祖父江大輔
西 ニール-今井達也-宮川哲

文・池田紗里

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