鷹が自主練習を再開 選手同士で打撃投手やノッカーも、中村晃「人を最少限にして」

Full-Count 福谷佑介

2020.4.9(木) 10:50

福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

PayPayドームと筑後のファーム施設、午前と午後に分けて練習

 福岡ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームとファーム施設「HAWKSベースボールパーク筑後」で自主練習を再開させた。練習を終えた中村晃外野手がWEB会見を行い、チームの活動再開について語った。

 選手会長として球団に練習環境の提供を依頼した中村晃は「家でできる範囲のトレーニングと軽いランニングをしていた」と活動休止期間の状況を説明。「キャッチボールをできる環境もないし、バッティングもできない。複雑ではありますけど、練習場所を提供していただいたので、細心の注意を払って練習していけたらいいと思います」と語った。

 練習は居住地域によってドームと筑後に場所を振り分け、また、午前と午後に時間帯も分けて実施。練習は選手だけで行われ、打撃投手やノッカーも選手同士が交代で務めるなど、協力し合ってのトレーニングとなった。中村晃は「人を最少限にして、なるべくグラウンドに人を入れないようにしてやっています。絶対に感染者を出してはいけない。群れて練習しないで、一定の距離をあけて話をするようにもしています」と説明。感染予防に細心の注意を払っていることを明かした。

 緊急事態宣言が出される中での自主練習の再開。中村晃は「福岡もこれから感染者が増えてくる可能性がある。個人個人が気をつけて、1人でも少なく、早く収束できるように頑張っていきましょう」と、ファンへの感染拡大予防も呼びかけていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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