打線爆発!楽天が13安打7得点の猛攻で巨人に大勝。先発・涌井秀章は5回2失点

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2020.3.15(日) 16:50

東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手【撮影:菊地綾子】
東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手【撮影:菊地綾子】

 3月15日、東京ドームで行われた巨人対楽天のオープン戦は、7対3で楽天が大勝を収めた。

 楽天は初回、先頭の山崎幹史選手が安打で出塁すると、3番・辰己涼介選手が左中間を破る適時二塁打を放ち、1点を先制。打った辰己選手は「先制のチャンスだったのでまずはランナーを返そうと思っていました。逆らわずにうまく打てましたね」と淡々と振り返った。

 さらに5回表、下水流昂選手、太田光選手、藤田一也選手の連打で1死満塁とすると、1番・山崎選手が巨人の先発・田口麗斗投手のストレートを左中間に弾き返し2点を追加。なおも好機で2番・小深田大翔選手、4番・ウィーラー選手選手にも適時打が生まれ、この回一挙5点を奪う。

 楽天の先発・涌井秀章投手は初回から安定感のある投球を披露。4回までわずか1安打に抑えていたが、大量援護を受けた直後の5回裏に突如崩れる。1死から3連打で1点を失うと、1番・吉川尚輝選手にも適時打を許す。しかし追加点は許さず5回2失点で降板。

 後を受けた2番手・松井裕樹投手、3番手・牧田和久投手が無安打ピッチングを披露すると、8回表に内田靖人選手、山下斐紹選手の連打で1点を追加。8回裏は森原康平投手が無失点でつなぎ、5点リードで迎えた最終9回裏は安樂智大投手が連打で1死1,3塁とすると併殺崩れの間に1点を失うも、リードは守り切り7対3で試合終了。

 勝利した楽天は、先発・涌井投手が5回5安打4三振2失点の快投。後を受けた中継ぎ陣も好投でつないだ。打線も13安打7得点と、上々の仕上がりを見せた。


  123456789 計
楽 100050010 7
巨 000020001 3

楽 ○涌井秀章-松井裕樹-牧田和久-森原康平-安樂智大
巨 ●田口麗斗-田原誠次-デラロサ-沼田翔平-鍵谷陽平

文・後藤万結子

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