太田光が逆転3ラン! 松井裕樹も5回2失点の力投を見せた楽天が連敗脱出

パ・リーグ インサイト

2020.2.29(土) 15:47

2/29 マリーンズ対イーグルス ダイジェスト(C)パーソル パ・リーグTV
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 2月29日、ZOZOマリンスタジアムにて行われた千葉ロッテ対楽天のオープン戦、2連戦の第1戦は、4対2で楽天が勝利。ここまで投手陣が結果を出せずに続いた連敗を3で止めた。

 千葉ロッテは初回、楽天の先発・松井裕樹投手から先制点を奪う。1番・福田秀平選手が無人のライトスタンドに飛び込む先頭打者ホームラン。移籍後初の本拠地でのアーチとなった。さらに、4番・井上晴哉選手にもホームランが生まれ、2点を先制。援護をもらった千葉ロッテの先発・種市篤暉投手は4回までノーヒットの投球を見せ、好調をアピールした。

 しかし5回表からマウンドに上がった田中靖洋投手を楽天が攻める。この回先頭の5番・島内宏明選手がヒットを放つと、さらに1死1,2塁とチャンスを広げる。この絶好機に8番・太田光選手がスタンド中段まで届く3ランホームラン。これで3対2と楽天が逆転に成功した。

 さらに7回表には千葉ロッテへ入団した元チームメイトのハーマン投手から島内宏明選手がソロを放ち、追い打ちをかける。楽天は松井投手が5回を投げぬくと、6回からは継投策に入る。釜田佳直投手、ブセニッツ投手が0でつなぐと、8回裏には新外国人のシャギワ投手が登板。ランナーを出しながらも無失点で終えた。

 リードする楽天は、9回裏を高梨雄平投手が3者凡退で締め、4対2で試合終了。勝利した楽天は、先発の松井投手が初回に2失点を喫したが、以降は立ち直り5回を2失点にまとめた。6回以降はリリーフ4投手がそれぞれ力を発揮、千葉ロッテ打線を無失点に抑えた。打っては太田光選手が逆転の3ランと、正捕手争いに向けてバットでアピールした。

 敗戦した千葉ロッテは初回に移籍後初の本拠地での試合となった福田秀選手が先頭打者ホームランを放ち、井上選手にもホームランが生まれたが、その後打線は沈黙し投手陣を援護できず。投げては先発・種市投手が4回をノーヒットに抑える好投を見せたものの、2番手の田中靖洋投手が誤算となった。

  123456789 計
楽 000030100 4
ロ 200000000 2

楽 ○松井裕樹-釜田佳直-ブセニッツ-シャギワ-S高梨雄平
ロ 種市篤暉-●田中靖洋-東條大樹-ハーマン-ジャクソン-益田直也

文・丹羽海凪

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