それぞれの雪辱を期す千葉ロッテと楽天。スタートダッシュに成功するのは

パ・リーグ インサイト

2018.3.30(金) 09:31

プロ野球ファンにとって待ちに待ったこの日がやって来た。プロ野球、2018年シーズンの開幕である。

井口新監督のもと、積極的な走塁と粘り強い攻撃で、オープン戦を8勝4敗2分の2位で終えた千葉ロッテは、本拠地で2年ぶりの開幕戦勝利を目指す。

対する楽天は、オープン戦12球団最多80得点を叩き出した強力打線を中心に、2年連続となる開幕戦勝利に挑む。両軍のオープン戦を振り返りつつ、開幕戦の見どころを挙げていきたい。

【オープン戦成績】
千葉ロッテ→8勝4敗2分
楽天→9勝5敗2分

【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→9勝1分、楽天→15勝1分

千葉ロッテの開幕投手を務めるのは、エース・涌井投手だ。23日の中日とのオープン戦では伸びのある直球を武器に5回1失点の好投。エースとして、昨季の悔しさを晴らしたい気持ちは強いはず。まずは目の前の1勝を、なんとしてでも井口監督に届けたい。

昨季チーム打率が12球団最低に終わった千葉ロッテ打線は、金森打撃コーチのもと、オープン戦1位となるチーム打率.279を記録。注目は、そろって開幕スタメン入りしたドラフト2位・藤岡裕選手と4位・菅野選手のルーキーコンビだ。

対する楽天は、則本投手が2年ぶりとなる開幕戦のマウンドに上がる。日本を代表する奪三振王は、23日の巨人とのオープン戦でも、力強い直球を中心に6回を7奪三振、無失点。昨季負けなしの千葉ロッテ打線から、今季も三振の山を築けるか。

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