千葉ロッテドラ2・藤岡裕大選手が開幕遊撃。97年小坂氏以来21年ぶり「嬉しいが責任もある」

Full-Count 細野能功

2018.3.29(木) 15:33

千葉ロッテ・藤岡裕大選手
千葉ロッテ・藤岡裕大選手

首痛で一時離脱も23日に実戦復帰、平沢選手との遊撃争い制す

千葉ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手が、遊撃手として1997年の小坂誠氏(千葉ロッテ二軍内野守備走塁コーチ)以来のルーキー開幕スタメンを決めた。

吉報を受けた藤岡裕選手は「そこを意識してやってきてよかった」と目標達成を喜んだ。

3月3日札幌ドームでの北海道日本ハム戦で走塁の際、むち打ち症のような状態となり首を痛めた。一度治りかけたが再発。その間に3年目の平沢選手が結果を出し「もったいないことした」と振り返る。

だが「焦りもあったが、まずは治すこと。その中でしっかり練習にも取り組めた」と気を持ち直して奮起した。

欠場前は打率.750と絶好調。レギュラー確定かと思わせたが、怪我と平沢選手の活躍で開幕スタメンは流動的となった。しかし、23日の中日戦で一軍復帰すると快音を連発。25日までの3試合で二塁打2本を含む4安打を放ち、遊撃争いに決着をつけた。

「社会人出身で即戦力と期待されている。嬉しいがその分、責任もある。ルーキーと甘えていられる立場ではない。しっかり自分のやれることをやりたい」と頼もしい限り。プレート同様、コメントも地に足がついてきた。

開幕戦の相手は4年連続奪三振王の楽天・則本投手。「接戦になると思うが、しっかり守備でリズムを作り、ミスしないようにしたい」と気を引き締めた。

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Full-Count 細野能功

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