
◆パ・リーグ 西武2―1日本ハム(28日・ベルーナドーム)
両手をたたき跳びはねた。日本ハム・カストロは1―1の9回2死、岩城の148キロを強振し、左中間へ決勝の3号ソロ。「打席をもらえたら結果を残せると思っていた。それを有言実行できてよかった」。この日、1軍に昇格した新助っ人のひと振りでチームは連敗を4でストップ。敗れれば最下位転落の可能性もあった窮地を救った。
新庄監督の目は正しかった。開幕から7試合で打率1割2分5厘と日本野球に苦戦し、4月17日に抹消となっていた新助っ人を昇格即6番起用。「かっちゃん(カストロ)の(1軍への)上げどき完璧でしたね。かっちゃんがいなかったらゾッとしました」と、チーム全2打点を挙げたドミニカンに感謝した。
指揮官は、助っ人復調の要因を「ファームで右ピッチャーの打席に立ったことで目の慣れ」と、右腕と対戦経験増加にあると分析。米大リーグ時代の24年まで両打ちだったカストロは、2軍の7試合で打率3割6分7厘、2本塁打と打ちまくり、「右ピッチャーとたくさん対戦することができて、自信をつけることができた」と指揮官の狙い通りにうなずいた。新庄采配の的中を号砲に、勝利を重ねていく。(川上 晴輝)