7月16日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第13回戦は、10対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは1回表、先頭の五十幡亮汰選手が安打で出塁。後続が2者連続三振に倒れるも、続くレイエス選手が安打で好機を拡大する。2死1、3塁から、石井一成選手と野村佑希選手に連続適時打が生まれ、一挙3点を先制した。さらに3回表、石井選手に今試合2本目の適時打が飛び出すと、1死3塁の好機で水野達稀選手も適時打を放ち、リードを5点とする。

　先発・北山亘基投手は、初回、2回裏とそれぞれ安打で走者を背負ったが、後続を断ち、得点を許さず。3回裏に山村崇嘉選手の適時打で1点を失ったが、最少失点で切り抜けると、4回裏は無失点ピッチングを披露する。

　すると打線は5回表、水野選手の三塁打で好機をつくり、万波中正選手の適時打、水谷瞬選手の適時二塁打で2点を追加。6回表にも敵失の間に得点を挙げ、スコアは8対1に。北山投手は6回裏2死1、2塁のピンチを無失点で切り抜け、6回109球7安打3四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。

　7回裏は2番手・山本拓実投手が無失点でつなぐと、8回表には代打・マルティネス選手に1号2ランが飛び出す。9点リードの8回裏はザバラ投手が3人で退け、最終9回裏は、宮西尚生投手が試合を締めた。

　勝利した北海道日本ハムは、北山亘基投手が今季6勝目。打線も18安打10得点とつながりを見せ、連勝を「4」に伸ばした。なお、石井選手が4安打2打点をマークしている。一方、敗れた埼玉西武は、渡邉勇太朗投手が4回95球11安打無四死球5奪三振5失点（自責点4）と崩れると、リリーフ陣も粘り切ることができず。打線は、散発9安打とつながりを欠き、3連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ３０２０２１０２０ 10
西 ００１００００００ １

日 ○北山亘基-山本拓実-ザバラ-宮西尚生
西 ●渡邉勇太朗-佐藤隼輔-田村伊知郎-黒木優太

・試合詳細／動画