7月1日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第12回戦は、6対0で東北楽天がカード初戦を制した。

　東北楽天は1回裏、黒川史陽選手とゴンザレス選手の連打で2死1、2塁の好機をつくると、渡邊佳明選手の2点適時二塁打で先制。さらに3回裏には2死2塁から中島大輔選手が適時打を放ち、追加点を挙げた。

　先発のハワード投手は、1回、2回と3者凡退に抑える立ち上がり。3回表は失策や四球で走者を背負ったが、後続を打ち取り得点は与えず。以降も要所を締めた投球を披露し、6回92球2安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　7回表は加治屋蓮投手が無失点でつなぐと、直後の7回裏、小郷裕哉選手の適時三塁打で1点を追加。8回裏には小深田大翔選手に1号2ランが生まれ、スコアは6対0に。最終9回表は藤平尚真投手が締め、試合終了。

　勝利した東北楽天は、ハワード投手が無傷の4連勝。打線は中島選手が3安打1打点、渡邊選手が2安打2打点の活躍を見せるなど、計13安打6得点で7月初戦を制した。なお8回表に登板した西口直人投手は、25試合連続無失点をマークしている。

　一方千葉ロッテは、先発のボス投手が5回84球8安打2四球4奪三振3失点の内容。打線は散発3安打に抑え込まれ、2連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００００００００ ０
楽 ２０１０００１２Ｘ ６

ロ ●ボス-中村稔弥-東妻勇輔-八木彬
楽 ○ハワード-加治屋蓮-西口直人-藤平尚真

文・薗田陽和

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