6月27日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第9回戦は、10対2でオリックスが勝利した。

　オリックスは初回、西川龍馬選手、宗佑磨選手の連打とディアス選手の四球で無死満塁から、杉本裕太郎選手の犠飛で先制する。4回裏には頓宮裕真選手、紅林弘太郎選手が四球、中川圭太選手が二塁打で出塁すると、1死満塁で大城滉二選手の打球が敵失策を誘い、1点を追加。続く西川選手は2点適時打を放ち、点差は4点に。

　さらに5回裏には続く頓宮選手に8号2ランが飛び出す。なおも中川選手が二塁打でつなぐと、1死3塁から若月健矢選手の適時二塁打、西川選手の適時打が生まれ、点差は8点となった。7回裏には西川選手、宗佑磨選手の連続適時打でスコアは10対0に。

　先発・九里亜蓮投手は3回表に連打と四球で2死満塁、4回表にも2安打で2死1、2塁とされたが、要所を締め、8回までを6安打無失点に抑える。9回裏も続投したが、連打と四球で無死満塁のピンチを招き、村林一輝選手に適時打を浴びたところで降板。1死で代わった才木海翔投手は犠飛を浴びるも、後続を三振に仕留め、10対2で試合は終了した。

　勝利したオリックスは、パ・リーグ通算5000勝に到達。九里投手が8.1回136球10安打2四球4奪三振2失点で6勝目をマーク。西川選手が4安打4打点、頓宮選手が一発を含む2安打2打点など14安打10得点で快勝した。敗れた東北楽天は、先発・早川隆久投手が4.1回105球9安打4四球3奪三振8失点（自責点7）。打線の反撃も及ばず、3連敗を喫した。辰己涼介選手は3安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００００００００２ ２
オ １００３４０２０Ｘ 10

楽 ●早川隆久-今野龍太-津留崎大成-内星龍
オ ○九里亜蓮-才木海翔

文・西嶋葵

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