◇東北楽天対阪神 「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦（15日・楽天モバイルパーク宮城）

　東北楽天のゴンザレス選手がチームに貴重な先制点をもたらした。

　ゴンザレス選手は、今試合「5番・指名打者」でスタメン出場を果たす。2回裏の第1打席では、詰まりながらもライト前に打球を運び安打を記録。続く4回裏、伊藤裕季也選手の二塁打で1死2塁と好機の場面で第2打席が巡る。相手先発・伊原陵人投手にわずか2球で追い込まれるも、その後5球連続でファールにするなど粘りを見せると、カウント2-2から10球目のストレートを逆方向へと弾き返し、打球は1、2塁間を割った。2塁走者・伊藤選手は、この打球に対し迷わず本塁へ突入。タッチの差で生還を果たした。

　ゴンザレス選手にとって、これが来日後初タイムリー。5月21日に東北楽天へ入団後、6月10日に一軍昇格を果たすと、12日・中日戦では、来日初安打・初本塁打を記録していた。

◇ゴンザレス選手 コメント
「打ったのは多分真っすぐ。たくさん粘ってヒットを打つことができてよかったよ。ユキヤナイスラン！」

文・横山蒼

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